
即興です

ハロウィンにちなんで、即興童話を書きました。
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『童話』みーちゃんの仮装
作:はるか
絵:ありあ
「はろりん はろりん」
みーちゃんは ママにいっぱいの笑顔で はなしかけます
「かぼちゃ かぼちゃ」
みーちゃんは ママがちっとも気づいてくれないので
かなしくなってしまいました
「あ ハロウィン ね」
ママは やっと気づいてくれました
「みーちゃん ハロウィンって何かしっているの?」
「はろりん しらない」
みーちゃんは おめめを大きくひらいて ママをみています
「ハロウィンの時は お菓子をいっぱいもらえるのよ」
「そうなの?」
いつもママから お菓子を いっぱいもらっている みーちゃんは
よくわかりません
「お菓子くれないと いたずらしちゃうぞ! と言ってごらん」
「やだ!! いたずらなんか しないもん」
みーちゃんはツンとして 背中を むけました
「ふふふ そうね でも ハロウィンは こどもが
そういっても いい日なのよ だから みーちゃんも 言ってごらん」
みーちゃんは 小さな声でいいました
「おかし くれないと いたずら ・・・・・しないもんっ!」
そういうと ママは おっきなおっきなグルグルの 手持ちキャンディーを
みーちゃんに わたしました
「わーい ありがとう」
ちゃんと言えなかったのに ママはお菓子をくれました
みーちゃんは とってもよろこびました
その日の夜
「・・ちゃん みーちゃん」
小さな声が聞こえました
すると あら不思議 みーちゃんのお布団の上に
おじいちゃんが 浮いていました
「おじぃちゃんだーれ?」
「ふぉふぉふぉ いい子じゃのう わしは みーちゃんの ひーじいちゃんじゃ」
「ひーじーちゃん?」
「ハロウィンはの お化けも遊んでいい日なんじゃ」
「おじぃちゃん お化けなの?」
「そうじゃ でものう お化けや悪魔も いい人ばかりじゃないんじゃよ」
「おじぃちゃん いいお化け なの?」
「ふぉふぉふぉ みーちゃんのこと だいすきだからのぉ」
「悪いお化けは 何をするの?」
「みーちゃんを 連れてちゃうんじゃよ」
「やだぁ ママと一緒にいるのっ」
「だったら みーちゃんは お化けを驚かすような 恐い格好をするんじゃよ」
「こわい かっこう?」
「そうじゃ うんと 恐い格好を するんじゃよ」
「うん わかった」
そういうと おじいちゃんお化けは 消えてしまいました
ママは みーちゃんの隣で ぐっすり眠っています
次の日
「はろりん こわいかっこう するの」
ママは おどろきました。みーちゃんが 仮装の事を 知っていたからです
ママは ニコニコしました なぜなら みーちゃんを仮装させるために
お洋服を 買っていたからです
「はい できた」

ママはご機嫌です
そこには 真っ黒な とんがり帽子 真っ黒な ローブまとい
ほうきを持った 女の子が 立っていました
「みーちゃん かわいいわよ」
みーちゃんは ちょっと 複雑です
「こわくない?」
「うんうん すごく恐いわ これなら悪魔も退散ね ふふふ」
みーちゃんは 魔女の格好で その日を 過ごしました
<おしまい>
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一瞬マカロン?と思ってしまってごめんなさい
ウーピーパイですね^^
濃厚マシュマロ?おいしそうよ
ココア生地のが食べてみたいわぁ
かぼちゃの種と・・赤いのは何かしら
わたくし寝溜めするタイプです♪