こんにちは。
鈴木はるかです。
たまには、SEO記事を書いてみたいと思います。
ウェブマスターフォーラムで活動していて驚いたのが、ペルソナの設定をしていると思えない経営者(Webサイト運営者)ばかりだったのです。
私は、Webサイトで何かを経営している訳ではないですが、ペルソナは重要視しています。
この言葉を知る以前から、自分の中にあったので、非常に分かりやすかったです。
ということで、知っている人はあまり意味の無い情報ですのでこの記事は無視していただければと思います。
やはり私のブログなら、対象は初心者だと思いますので一緒に学習してみましょう。
そもそも「ペルソナ」ってご存知でしょうか?
アトラスのゲームで、私はアニメしか知りませんが、結構大好きです。
・・・というのは冗談ですからね。
私は、マーケティング用語というより、心理学から入りましたので、そちらの方がしっくりきました。
それでは、みてみましょう。
今回は、Webサイトに限定して見てみたいと思います。
仮想の顧客モデルと言われてもしっくりきませんよね。
言葉を変えるとWebサイト運営者が、誰にその情報を提供しているのですか?
というのに近いです。
ECサイトであれば、誰にそのプロダクトを買って欲しいか?
です。
こう漠然というと、そんなの制限なく全ての人にだよ。
とおっしゃる方がいます。
本当にそう思いますでしょうか?
あなたは、紙おむつ製造の経営者です。
他社に負けない通気性と新米主婦に圧倒的に支持されているブランドを保有しています。
そして、SEO業者にWebサイトの構築を依頼します。
恐らくWebサイトでは、圧倒的な性能や品質、人気の秘訣などのコンテンツを生成するのではないかと思います。
そのコンテンツは、中高生が見ますか?
中高生が見て納得し購入するコンテンツですか?
これをみて、そんな訳あるはずが無いだろと思う方が殆どです。
あれ?さっき言ってたことと違いますよね?
「全ての人に」じゃなかったのですか?
そうです。
紙おむつの様な極端な例を出すと、分かりやすいのですが、そのコンテンツを「誰に向けて発信するのか」を自分の中で決定しているのですね。
その「誰」の事をマーケティング用語で「ペルソナ」といいます。
ペルソナは、性別や年代だけではなく、趣味や容姿、家族構成など一般の人間と同じで細かく設定する必要があります。
細かければ細かいほど、有効な情報の発信ができるからです。
情報の発信とは、ペルソナに対して行う物だといっても過言ではありません。
経営者やWebサイト構築者、またSEO業者に依頼しようとする方は、とにかく幅を広く宣伝したいと考えるでしょう。
しかし、全ての人にコンテンツを届けようとコンテンツを設計すると、先ほどの紙おむつの例のように高校生に品質をアピールするような事になってしまいます。
今回はSEO記事なのでSEOと関連づけて話をします。
ペルソナが正しく設定されているなら、Googleでのインデックスや表示順位は、ペルソナ主体でなくてはなりません。
もうひとつ例を出します。
あなたは埼玉県川口市で、街のクリーニング屋を経営しています。
その状況で全国のクリーニング店と戦う「クリーニング 格安」のキーワードで1位で表示する事に意味があるでしょうか?
「川口 クリーニング」や「川口 洗濯」「川口 早いクリーニング」など、とても強いペルソナに「川口市在住」という設定をしなければなりません。
蕨(わらび、川口市の隣の市)や戸田(川口市の隣の市)からも来て欲しいと思うかも知れませんが、そんな情報を追加するだけで、川口のランキングに影響がでるかもしれません。
いまでは、モバイル検索等で自動的に地域性を加味した検索結果が出てきますが、そんな他社任せではなく、正しく必要な人にコンテンツを届ける事が重要です。
インデックスやキーワードは、より多くの人と競争して上位に君臨するのが偉いという訳ではなく、ペルソナにあった物がいちばん良い訳です。
なんとなく、ペルソナについて理解頂けたでしょうか?
次は、ペルソナ設定のメリットを見てみましょう。
それでは、ペルソナ設定のメリットについて述べたいと思います。
まず、お断りですが私は、マーケティングの本や他のサイトを見ずに出稿しています。
なので、他で主張されているものと、全く違う観点かもしれません。
マーケティングとは、大まかの手法(フレームワーク)があって、あとは自分で現在自分の置かれた状況にあわせて組み立てていくものなので、そういう感じに読み取って頂けたらと思います。
私は、メリットについて次の3つを挙げさせてもらいます。
ペルソナの趣味にあった、ペルソナが興味を持った、ペルソナが欲しい情報やコンテンツを提供すれば良いわけです。
そのためには、ペルソナ設定する際に、何項目どういった内容で設定したら良いのかまで見えてきます。
情報を利用する顧客の為に最適なコンテンツを作成するためですから、ペルソナに深入りした濃い情報になるのは、言うまでもありません。
ペルソナが曖昧であったり、あまりに広ければ、誰に向かって話しているのか分かりません。
そういう事が起こる場合は、もう少し細かく、深く設定してみて下さい。
広く浅い情報は、Googleも訪問者も欲してません。
あなたしか知らない、あなたのサイトだけの情報を欲して、お客様は訪問していると思って下さい。
もちろん、他のサイトの情報より「これだけ優れているんだ」という比較があっても良いです。
お客様は、情報や商品を目当てに訪問している訳ですので、それが目立ってわかりやすく整理されたのが良いです。
ビジネスモデルキャンバス(儲かる仕組みを絵にしたもの)では、顧客への提供価直(ValueProposition)が重要視されます。
その提供価直を誰に与えるかというと、顧客層(CustomerSegment)になります。
つまり顧客層を絞ることも大事です。
ペルソナは、ビジネスモデルキャンバスの顧客層だと思っていただいて問題ありません。
Webサイトの中には、ペルソナを訪問したトップページにいきなり書き込むサイトがあります。
「独身女性で肌が気になってる方はこちら」
「ウェストをもっとすっきりしたい方はこちら」
私は、こういうコンテンツは、あまり好きではありません。
もちろん、あっても良いと思います。
ペルソナを書き込んで誘導しているページが、検索結果に出ている場合は、ペルソナが絞れていない事と誘導先のコンテンツが顧客中心のコンテンツになっていないと思われます。
もちろん「広告」はペルソナを書いて(主に広告画像など)誘導するのは有りです。
顧客対して充分に必要なコンテンツを提供しているか?
それを判断するため、少し例を出します。
キーワードで「肩こり 治したい」「肩こり 治療」で検索してくる人はどうでしょうか?
こんな人に「肩こりグッズ」などを紹介したり、適当な病名を並べて「市販薬」を勧めたり、あげくには健康食品を勧めたりするのは、言語道断です。
1行でオシマイです。「すぐに病院に行ってください」です。
検索からの訪問者は、痛くて直ぐに治したいのです。
その最適な解を探して検索エンジンを利用しているのです。
勝手な推測や思い込みで、医師しか出来ない「診断」を訪問者の判断で行うとか不可能だと認識してください。
痛くなる場所や痛みの種類、期間など症状から推測される病名を羅列するのは、あっても良いかも知れません。
しかし、結論は病院に行ってくださいです。
この結論に何か問題があると考える全国のドクターは、どうぞフッターにあります「はるかに連絡」からクレームでもなんでも言ってください。
話がそれましたw
何が言いたかったかというと、アフィリエイトで紹介する商品やサイトありきでコンテンツをつくる場合、ペルソナとか全く関係無いのがお分かりいただけるかと思います。
ペルソナが居ないのは、コンテンツを見ただけでも分かる訳ですね。
私のサイトで知識を積んだあなたは、競合がどんなペルソナを設定しているか推測する事も可能になりますね。
あ、最後に言い忘れましたが、メタタグで「meta keyword」を設定されているサイトがあります。
これは、競合に「ペルソナの一部をわざわざ露出」するという間抜けな行為なので、他人が設定しているのを利用して仕返しする事はあっても決して自分が使用する事が無いようにしてくださいね。
ちなみにmeta keywordとはHTMLのHEAD内にあります
<meta name=”Keywords” content=”こんなタグです”>
ご自分のページを右クリックしてソースを表示してみてください。
こんなものは、全く不要な情報です。
Google(Yahooなど同一エンジン全て)は、こんなものは使っていません。
Googleがサポートしているメタタグ
ちなみに、Bingも使っていませんので。
これを記載するだけで間抜けなので、ソースを見て記載している場合は、顧客志向のサイトではなく、検索エンジンの古い情報しか見ていないサイト(業者・企業)と判断しましょう。
ペルソナを社内で共有する事は、そのペルソナにあったコンテンツかというのを第三者が検証できるからです。
かといって、女子の高校生向けコンテンツを40代のオジサンが精査できるはずもありません。
また、いくら若く見える私でも、流石に高校生の流行にはついて行けないかもしれません。
ただ、そんなペルソナの一部だけを見る物ではありません。
ペルソナで重要なのは、どういった事に興味を持っているか?という事を見るのが大切です。
百合に興味のある女子高生もいれば、40代のオジサンも居ますw
はい、そこ、笑うところです。
ちょっとこの話は危険な香りがするので、ここでオシマイです(汗)
とにかくペルソナを共有することで、別の人がコンテンツを精査する事が可能になり、メリット1で述べた内容が正しく履行されているかどうかを精査する事ができるのです。
仮にペルソナから逸れたコンテンツがあったら、合うように修正する事も可能になるわけです。
Web担当者が一人で悩む辛さをも、共有できる仕組みだと考えられます。
また、上手くペルソナ設定ができているサイトを参照する事により、その手法を上手く取り入れることも可能です。
ちょっと具体的な例を見てみましょう。
https://www.mizuhobank.co.jp/index.html より引用
これを見てわかるように、大手メガバンクが、どんな客層にどんな商品を宣伝したいのか、モロわかりです。
みずほ銀行では、この年代の男性にカードローンを契約して貰いたいため、この人が好きそうなことや興味のある事を羅列し、契約に誘導しているのです。
この例の好青年のようにペルソナ自体を映像化するのは、良い手法です。
しかし、Welqのように頭を抱えた外国人とか、お腹をさすっている外国人女性とか、如何にも人を馬鹿にしたような画像は見る人を半減させ直帰を誘う映像だという事を忘れてはなりません。
それは、あくまで「コンテンツ生成側」がペルソナの一致性を判断できる内容です。
しかし、メールマガジンや、アンケート機能を導入したりA/Bテストを導入したりする事により本物の顧客の声を聞くことが可能になります。
本物の顧客の声は、設定したペルソナとの一致性を検証する唯一の論理的手法だと思います。
いくら、社内で「xxだ」と言ったところで、机上の空論だと言われれば反論できません。
しかし、顧客の生の声があれば、それはコンテンツ修正に対する最強のインプットになると言えます。
なので、アンケートで情報収集できる場合は、最大限に利用すべきです。
ただし、情報については「統計的」な見方をするのが良いと思います。
アンケートに全て依存すると、真逆のことを言う声の大きい方もいらっしゃいます。
そういった方に右往左往するのではなく、あくまで統計的な見方をすると方向性を誤ることはありません。
最後に私のサイトの事も書いておきます。
わたしは、アメブロ時代は、40~50代の主婦に「娘のように可愛がってほしい」と思っていました。
はーいそこ、笑う所です:2回目w
そういったようなコンテンツを目指していました。
しかし、今はSEOのファンも取り込み、主婦だけでは無く若い層や同年代にも支持されるようにしようと、ペルソナ自体も変えてきているのです。
そうなのです。ペルソナは、設定したらオシマイではなく、現実を直視してサイトを修正したり(メリット1,2)する事は勿論ですが、ペルソナ自体を修正する事も必要なのです。
我が道をいくではなく、訪問者が欲している情報を提供するのが長生きする秘訣ですから、ペルソナを修正することがあっても良い訳です。
例えば私のGoogleAnalyticsです。
けものフレンズの所を見てください。
私は、アニメ好きな30~40の男性を設定していたのですが、ジャパリまんなどのお料理には、ものすごく女性が興味を持っているのが分かります。
今回はあとの祭りですが、今後はこういった要素を考慮し、今後のコンテンツに生かさなければならないというのが分かりました。
GoogleAnalyticsひとつとってみても、ペルソナが如何に重要かおわかりいただけたかと思います。
これを行ったからといって、最適なコンテンツが生成できるかというと違います。
ちゃんと、情報収集→修正のサイクルを正しく繰り返し、コンテンツをブラッシュアップする事で初めて効果が生まれます。
なので継続的に修正を実施するのが正しい運営となります。
・ペルソナを設定する事で訪問者に最適なコンテンツを提供できる
・ペルソナは複数で共有すると運営が楽になる
・ペルソナ・コンテンツは継続的に修正が必要である
それじゃ、またね~
おやすみ♪
鈴木はるかです。
たまには、SEO記事を書いてみたいと思います。
ウェブマスターフォーラムで活動していて驚いたのが、ペルソナの設定をしていると思えない経営者(Webサイト運営者)ばかりだったのです。
私は、Webサイトで何かを経営している訳ではないですが、ペルソナは重要視しています。
この言葉を知る以前から、自分の中にあったので、非常に分かりやすかったです。
ということで、知っている人はあまり意味の無い情報ですのでこの記事は無視していただければと思います。
やはり私のブログなら、対象は初心者だと思いますので一緒に学習してみましょう。
そもそも「ペルソナ」ってご存知でしょうか?
アトラスのゲームで、私はアニメしか知りませんが、結構大好きです。
・・・というのは冗談ですからね。
私は、マーケティング用語というより、心理学から入りましたので、そちらの方がしっくりきました。
それでは、みてみましょう。
目次
ペルソナとは
Webサイト運営者やサービス役務・製品提供者が、最重要視する仮想の顧客モデルです。今回は、Webサイトに限定して見てみたいと思います。
仮想の顧客モデルと言われてもしっくりきませんよね。
言葉を変えるとWebサイト運営者が、誰にその情報を提供しているのですか?
というのに近いです。
ECサイトであれば、誰にそのプロダクトを買って欲しいか?
です。
こう漠然というと、そんなの制限なく全ての人にだよ。
とおっしゃる方がいます。
本当にそう思いますでしょうか?
あなたは、紙おむつ製造の経営者です。
他社に負けない通気性と新米主婦に圧倒的に支持されているブランドを保有しています。
そして、SEO業者にWebサイトの構築を依頼します。
恐らくWebサイトでは、圧倒的な性能や品質、人気の秘訣などのコンテンツを生成するのではないかと思います。
そのコンテンツは、中高生が見ますか?
中高生が見て納得し購入するコンテンツですか?
これをみて、そんな訳あるはずが無いだろと思う方が殆どです。
あれ?さっき言ってたことと違いますよね?
「全ての人に」じゃなかったのですか?
そうです。
紙おむつの様な極端な例を出すと、分かりやすいのですが、そのコンテンツを「誰に向けて発信するのか」を自分の中で決定しているのですね。
その「誰」の事をマーケティング用語で「ペルソナ」といいます。
ペルソナは、性別や年代だけではなく、趣味や容姿、家族構成など一般の人間と同じで細かく設定する必要があります。
細かければ細かいほど、有効な情報の発信ができるからです。
情報の発信とは、ペルソナに対して行う物だといっても過言ではありません。
経営者やWebサイト構築者、またSEO業者に依頼しようとする方は、とにかく幅を広く宣伝したいと考えるでしょう。
しかし、全ての人にコンテンツを届けようとコンテンツを設計すると、先ほどの紙おむつの例のように高校生に品質をアピールするような事になってしまいます。
今回はSEO記事なのでSEOと関連づけて話をします。
ペルソナが正しく設定されているなら、Googleでのインデックスや表示順位は、ペルソナ主体でなくてはなりません。
もうひとつ例を出します。
あなたは埼玉県川口市で、街のクリーニング屋を経営しています。
その状況で全国のクリーニング店と戦う「クリーニング 格安」のキーワードで1位で表示する事に意味があるでしょうか?
「川口 クリーニング」や「川口 洗濯」「川口 早いクリーニング」など、とても強いペルソナに「川口市在住」という設定をしなければなりません。
蕨(わらび、川口市の隣の市)や戸田(川口市の隣の市)からも来て欲しいと思うかも知れませんが、そんな情報を追加するだけで、川口のランキングに影響がでるかもしれません。
いまでは、モバイル検索等で自動的に地域性を加味した検索結果が出てきますが、そんな他社任せではなく、正しく必要な人にコンテンツを届ける事が重要です。
インデックスやキーワードは、より多くの人と競争して上位に君臨するのが偉いという訳ではなく、ペルソナにあった物がいちばん良い訳です。
なんとなく、ペルソナについて理解頂けたでしょうか?
次は、ペルソナ設定のメリットを見てみましょう。
ペルソナ設定のメリット
サイトを運営するにあたり、ペルソナというものがどういうものか、大まかに理解出来たと思います。それでは、ペルソナ設定のメリットについて述べたいと思います。
まず、お断りですが私は、マーケティングの本や他のサイトを見ずに出稿しています。
なので、他で主張されているものと、全く違う観点かもしれません。
マーケティングとは、大まかの手法(フレームワーク)があって、あとは自分で現在自分の置かれた状況にあわせて組み立てていくものなので、そういう感じに読み取って頂けたらと思います。
私は、メリットについて次の3つを挙げさせてもらいます。
顧客に合わせたコンテンツを作成する事ができる
ペルソナを設定することによって、そのペルソナに向かってコンテンツを作成する事になります。ペルソナの趣味にあった、ペルソナが興味を持った、ペルソナが欲しい情報やコンテンツを提供すれば良いわけです。
そのためには、ペルソナ設定する際に、何項目どういった内容で設定したら良いのかまで見えてきます。
情報を利用する顧客の為に最適なコンテンツを作成するためですから、ペルソナに深入りした濃い情報になるのは、言うまでもありません。
ペルソナが曖昧であったり、あまりに広ければ、誰に向かって話しているのか分かりません。
そういう事が起こる場合は、もう少し細かく、深く設定してみて下さい。
広く浅い情報は、Googleも訪問者も欲してません。
あなたしか知らない、あなたのサイトだけの情報を欲して、お客様は訪問していると思って下さい。
もちろん、他のサイトの情報より「これだけ優れているんだ」という比較があっても良いです。
お客様は、情報や商品を目当てに訪問している訳ですので、それが目立ってわかりやすく整理されたのが良いです。
ビジネスモデルキャンバス(儲かる仕組みを絵にしたもの)では、顧客への提供価直(ValueProposition)が重要視されます。
その提供価直を誰に与えるかというと、顧客層(CustomerSegment)になります。
つまり顧客層を絞ることも大事です。
ペルソナは、ビジネスモデルキャンバスの顧客層だと思っていただいて問題ありません。
Webサイトの中には、ペルソナを訪問したトップページにいきなり書き込むサイトがあります。
「独身女性で肌が気になってる方はこちら」
「ウェストをもっとすっきりしたい方はこちら」
私は、こういうコンテンツは、あまり好きではありません。
もちろん、あっても良いと思います。
ペルソナを書き込んで誘導しているページが、検索結果に出ている場合は、ペルソナが絞れていない事と誘導先のコンテンツが顧客中心のコンテンツになっていないと思われます。
もちろん「広告」はペルソナを書いて(主に広告画像など)誘導するのは有りです。
顧客対して充分に必要なコンテンツを提供しているか?
それを判断するため、少し例を出します。
キーワードで「肩こり 治したい」「肩こり 治療」で検索してくる人はどうでしょうか?
こんな人に「肩こりグッズ」などを紹介したり、適当な病名を並べて「市販薬」を勧めたり、あげくには健康食品を勧めたりするのは、言語道断です。
1行でオシマイです。「すぐに病院に行ってください」です。
検索からの訪問者は、痛くて直ぐに治したいのです。
その最適な解を探して検索エンジンを利用しているのです。
勝手な推測や思い込みで、医師しか出来ない「診断」を訪問者の判断で行うとか不可能だと認識してください。
痛くなる場所や痛みの種類、期間など症状から推測される病名を羅列するのは、あっても良いかも知れません。
しかし、結論は病院に行ってくださいです。
この結論に何か問題があると考える全国のドクターは、どうぞフッターにあります「はるかに連絡」からクレームでもなんでも言ってください。
話がそれましたw
何が言いたかったかというと、アフィリエイトで紹介する商品やサイトありきでコンテンツをつくる場合、ペルソナとか全く関係無いのがお分かりいただけるかと思います。
ペルソナが居ないのは、コンテンツを見ただけでも分かる訳ですね。
私のサイトで知識を積んだあなたは、競合がどんなペルソナを設定しているか推測する事も可能になりますね。
あ、最後に言い忘れましたが、メタタグで「meta keyword」を設定されているサイトがあります。
これは、競合に「ペルソナの一部をわざわざ露出」するという間抜けな行為なので、他人が設定しているのを利用して仕返しする事はあっても決して自分が使用する事が無いようにしてくださいね。
ちなみにmeta keywordとはHTMLのHEAD内にあります
<meta name=”Keywords” content=”こんなタグです”>
ご自分のページを右クリックしてソースを表示してみてください。
こんなものは、全く不要な情報です。
Google(Yahooなど同一エンジン全て)は、こんなものは使っていません。
Googleがサポートしているメタタグ
ちなみに、Bingも使っていませんので。
これを記載するだけで間抜けなので、ソースを見て記載している場合は、顧客志向のサイトではなく、検索エンジンの古い情報しか見ていないサイト(業者・企業)と判断しましょう。
第三者がコンテンツを検証することができる
これは、大きな組織では有効な施策になります。ペルソナを社内で共有する事は、そのペルソナにあったコンテンツかというのを第三者が検証できるからです。
かといって、女子の高校生向けコンテンツを40代のオジサンが精査できるはずもありません。
また、いくら若く見える私でも、流石に高校生の流行にはついて行けないかもしれません。
ただ、そんなペルソナの一部だけを見る物ではありません。
ペルソナで重要なのは、どういった事に興味を持っているか?という事を見るのが大切です。
百合に興味のある女子高生もいれば、40代のオジサンも居ますw
はい、そこ、笑うところです。
ちょっとこの話は危険な香りがするので、ここでオシマイです(汗)
とにかくペルソナを共有することで、別の人がコンテンツを精査する事が可能になり、メリット1で述べた内容が正しく履行されているかどうかを精査する事ができるのです。
仮にペルソナから逸れたコンテンツがあったら、合うように修正する事も可能になるわけです。
Web担当者が一人で悩む辛さをも、共有できる仕組みだと考えられます。
また、上手くペルソナ設定ができているサイトを参照する事により、その手法を上手く取り入れることも可能です。
ちょっと具体的な例を見てみましょう。
https://www.mizuhobank.co.jp/index.html より引用
これを見てわかるように、大手メガバンクが、どんな客層にどんな商品を宣伝したいのか、モロわかりです。
みずほ銀行では、この年代の男性にカードローンを契約して貰いたいため、この人が好きそうなことや興味のある事を羅列し、契約に誘導しているのです。
この例の好青年のようにペルソナ自体を映像化するのは、良い手法です。
しかし、Welqのように頭を抱えた外国人とか、お腹をさすっている外国人女性とか、如何にも人を馬鹿にしたような画像は見る人を半減させ直帰を誘う映像だという事を忘れてはなりません。
アンケートやAnalyticsで修正することができる
さて1はペルソナの有効性、2はペルソナが第三者で検証できるという話をしました。それは、あくまで「コンテンツ生成側」がペルソナの一致性を判断できる内容です。
しかし、メールマガジンや、アンケート機能を導入したりA/Bテストを導入したりする事により本物の顧客の声を聞くことが可能になります。
本物の顧客の声は、設定したペルソナとの一致性を検証する唯一の論理的手法だと思います。
いくら、社内で「xxだ」と言ったところで、机上の空論だと言われれば反論できません。
しかし、顧客の生の声があれば、それはコンテンツ修正に対する最強のインプットになると言えます。
なので、アンケートで情報収集できる場合は、最大限に利用すべきです。
ただし、情報については「統計的」な見方をするのが良いと思います。
アンケートに全て依存すると、真逆のことを言う声の大きい方もいらっしゃいます。
そういった方に右往左往するのではなく、あくまで統計的な見方をすると方向性を誤ることはありません。
最後に私のサイトの事も書いておきます。
わたしは、アメブロ時代は、40~50代の主婦に「娘のように可愛がってほしい」と思っていました。
はーいそこ、笑う所です:2回目w
そういったようなコンテンツを目指していました。
しかし、今はSEOのファンも取り込み、主婦だけでは無く若い層や同年代にも支持されるようにしようと、ペルソナ自体も変えてきているのです。
そうなのです。ペルソナは、設定したらオシマイではなく、現実を直視してサイトを修正したり(メリット1,2)する事は勿論ですが、ペルソナ自体を修正する事も必要なのです。
我が道をいくではなく、訪問者が欲している情報を提供するのが長生きする秘訣ですから、ペルソナを修正することがあっても良い訳です。
例えば私のGoogleAnalyticsです。
けものフレンズの所を見てください。
私は、アニメ好きな30~40の男性を設定していたのですが、ジャパリまんなどのお料理には、ものすごく女性が興味を持っているのが分かります。
今回はあとの祭りですが、今後はこういった要素を考慮し、今後のコンテンツに生かさなければならないというのが分かりました。
GoogleAnalyticsひとつとってみても、ペルソナが如何に重要かおわかりいただけたかと思います。
まとめ
ペルソナを使ったマーケティングは、Webサイトの100ある運営方法のひとつに過ぎません。これを行ったからといって、最適なコンテンツが生成できるかというと違います。
ちゃんと、情報収集→修正のサイクルを正しく繰り返し、コンテンツをブラッシュアップする事で初めて効果が生まれます。
なので継続的に修正を実施するのが正しい運営となります。
・ペルソナを設定する事で訪問者に最適なコンテンツを提供できる
・ペルソナは複数で共有すると運営が楽になる
・ペルソナ・コンテンツは継続的に修正が必要である
それじゃ、またね~
おやすみ♪
コメント一覧
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%BA%E3%81%8B#.E4.BC.BA.E3.81.8B.E5.8F.B2
meta keywordsはHTMLの正式仕様だからにゃー。
HTMLの解説書でも、未だにこんなもん。
http://www.htmq.com/html5/meta.shtml
さらに、無駄だとわかってても、要件定義書が
過去案件のコピペでずっと残り続けている
レガシィな存在でありました。
無駄な要件定義書がずっと残る事ってありますよね・・・
直したり捨てたりすると「誰が」になりがちというのも、ルールを変えない理由かもしれませんね。
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