トップ » はるかのひとりごと » 情報提供 » 初夏の紫外線は美容の大敵です
こんにちは。はるかです。
さて、女子ならば気にしなければならない美容についてです。

若い頃(~20代前半)は、ある程度肌にダメージを与えても代謝の方が活発なので目立つことはありません。
しかし、肌へのダメージは蓄積される事が分かっています。
知らず知らずのうちに肌に蓄積されるダメージ、それらをできるだけ避ける事がいつまでも綺麗な肌を保っていく秘訣になります。

今回は、私の得意な気象学から肌への影響と対策を見ていこうと思います。



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紫外線は生物にどの程度有害なのか?

紫外線というと体に良くないというイメージがありますよね。
実はそんなレベルでは無く、生命が存在出来ないほどの毒性の高い光線なのです。

それは、地球の歴史をみれば、簡単に理解する事ができます。

生まれたばかりの地球の大気は、今のように空が青く見えるものではありませんでした。
太陽から降り注ぐ紫外線は、そのまま地球の表面に届いていたのです。
紫外線は、とても強い毒性の光線なので、地表に生命が誕生することは、ありませんでした。

あれ?今、生物いますよね?
そうです。そこに秘密があるのです。
次項は、毒性の高い光線が降り注ぐ中、どうやって生命が誕生したかを説明します。

地球に生命が誕生したわけ

地球には、生命が存在できないほど毒性の高い光線が降り注いでいるのに、どうやって生命が誕生したのか、順を追って説明します。

生まれたばかりの地球には「今あるもの」がありませんでした。
その「あるもの」は私たちに無くてはならないもので、地球が誕生した後からできたものです。
なんと酸素だったのです。
(厳密にはほんの少量の酸素は原始地球にも存在していました)

原始地球は冷却を開始すると同時に、大気に含まれている水蒸気が凝結して、海を作りました。

そこで劇的な変化が発生します。
実は紫外線は、水の中では大きく減衰するのです。
そのため、地表とは違い海の中は全く毒性が無いのです。

毒性が無いといっても、当時は塩酸や硫酸が多く含まれるような、強酸性の海だったと思われます。
時が経つに従い、海中岩盤に含まれるカルシウムなどのアルカリ性のミネラルと反応し、徐々に強酸から塩水へと変わっていったのです。

あとは生命が誕生するのを待つだけです。
そこで、植物性プランクトンが誕生しました。
なぜ誕生したかは諸説あるのですが、一番大きな環境要因は、海水によって紫外線が阻害され、水中に紫外線が届かなくなった事です。

つまり、生命が存在できないほどの恐い光線が、水のバリヤーによって遮蔽された為と言えるでしょう。

プランクトンは光合成を行い、海中の二酸化炭素を酸素に変えました。
すると、酸素は海中に溶け込み、さらに地表にも拡散してきたのです。

地表も酸素で満たされると、その酸素は地表だけでは無く、ドンドン上空に昇っていったのです。
そこで、上空に昇った酸素は、ある化学反応を起こしました。
化学反応とは、酸素分子と酸素原子が化合して、オゾンという物質を作ったのです。

オゾン生成の過程
オゾン生成の過程

オゾンは上空にドンドン生成され、その濃度も高くなり、地球全体を覆うほどになったのです。
それが、いわゆるオゾン層です。

なんとオゾン層は紫外線をカットする人類にとって無くてはならないバリヤーとなったのです。

紫外線を防ぐバリヤーが出来たので、地表に紫外線は殆ど届かなくなりました。
生命をはぐくむ環境が整ったという訳です。
あとは水中から生命が上がってきたりして繁栄を開始したのです。

オゾン層の特徴

オゾン層は、上空で酸素分子と酸素原子が化合して発生すると説明しました。
しかし、常に作られ続けている訳ではなく、オゾンから酸素が発生したりして逆の反応もしているのです。
つまり、場所によって一定の濃度になっていないという事です。

では、オゾン層の濃度が濃い場所と濃度の薄い場所、どうしてそうなるのか説明します。

オゾン層は、酸素の分子や原子から出来ています。
つまり、酸素が多い所はオゾンが多いといっても問題ありません。

地球上で酸素の多い所ってどこだかわかりますか?

酸素は、植物から光合成によって生成されますよね。
つまり、植物が多い所が酸素が多いのです。
地球で言うと、赤道近辺の熱帯雨林が該当します。
よって、赤道付近は他の場所に比べオゾン層の濃度が濃いという訳です。

実は、オゾンの濃度に関する重要な条件がもう一つあります。
それは化学反応を促進するための温度です。
温度が高い方が、化学反応しやすくなり酸素からオゾンを作りやすいのです。

ここまでの説明で話しを整理します。

・オゾン層は上空でオゾンの層を作り紫外線をカットするバリヤーである。
・オゾン層は酸素が濃ければ濃いほど、厚い層を形成する。
・オゾン層は温度が高ければ高いほど、厚い層を形成する。
・オゾン層が濃いのは、赤道付近である。
・オゾン層が薄いのは、北極/南極付近である。

これだけ、理解できればオゾン博士ですね^^

日本付近のオゾン層の特徴

では、我々の住んで居る日本についてです。

今までの説明で「日本の夏」が一番オゾン層が濃く、冬がオゾン層が薄いのが分かりました。

真夏のサンサンと照る太陽光線は、スゴイ紫外線に思いますが、同時に我々を守るオゾン層も強くなっているのです。

ですが、ここに落とし穴があります。

それは「初夏」です。

まだオゾン層が薄い状態で、強い紫外線が地表に降りてくるのです。
時期的には5月~7月あたりでしょうか。
非常に危険です。

紫外線は、雲にはあまり吸収されないので「曇りの日」もヤバイです。

ということで、初夏に外出する場合、たとえ短期でも日傘を持って行ったり、SPFの高い化粧品で、お肌を守りましょう(o^^o)

肌は、ビタミンC、B、Eを沢山摂る(食後すぐのサプリが効果的)のと紫外線を当てない肌を維持すれば確実に年齢を誤魔化す事が可能です。
(ごまかすとかwwいや若く魅せる事が可能という事です)

私は20代で通ると思っていますwwwwオモウダケナラネ・・・

まとめ

・紫外線は生命が存続できないほど有害な光線
・気温が高く酸素が多い場所でオゾン層が濃くなる
・オゾン層が濃いと紫外線を防いでくれる
・日本では初夏の紫外線に要注意
・真冬の紫外線も要注意
・美容のため効率よくビタミンサプリを摂取する


初夏の紫外線には、ほんと注意してくださいね。

あ、あと真冬はオゾン層の濃度が薄いので、少量の光線でも日焼けしてしまい、肌には有害です。
スキーやスノボで、すぐに焼けるのはそのためです。
くれぐれも、肌の手入れだけは欠かさないでくださいね。

ではでは。
この記事は 2018年08月13日17時09分 に更新

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鈴木はるかのプロフィール画像
(Haruka Suzuki)
仕事:金融システムのSE
好きな物:スイーツ、絶景
趣味:お菓子/アニメ/多趣味

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